ゼロから始める働き方改革

平成生まれの会社員

農家を買う

皆様こんにちは

 

全く進展のない各種副業ですが、農業に関しては8月から始まる就農予備校の申込みがそろそろ始まります。この研修と合わせて、農家でのアルバイト等で経験を積むことがかなり強く推奨されているようですが、近くで都合よく募集している農家がないので諦めています。

 

そんな中、前々から考え探してはいましたが

 

農家は買える

 

 

農地適格法人を買うことで、私にその資格がなくとも農地を買い、農業を始めることが出来ます。研修もバイトも不要です。このM&A案件は無償譲渡ですが、代表者に紐づく負債が80万円程あり引き継ぐ必要があるとのことです。

 

その他、どんな手数料がかかるか詳しく調べていませんが、名義変更等込々100万円支払えばいつでも農業を始められるようです。しかしこの方法の問題点は2つ、

 

1.各種支援制度が使えない

2.個人事業主ではなく法人

 

各種支援制度ですが、新規就農をした人に対しては行政からかなり手厚い支援が行われています。当面の生活費が支給される他に、融資制度も充実しているようで、これを使わない手はないようにも思えます。

 

しかし、この各種支援制度は「ガチで農業で生きていく」人たちを対象としている条件付与が非常に多く、会社員の傍ら副業で手を出す人を救おうという意思は全く感じられません。新規就農を本業で、となるとそこには凄まじいリスクがあるわけですが、行政はそれを推奨しており、それくらいの覚悟でやれと言っています。

 

中には一部、副業としての農業でも使えそうな制度はありそうですが、法人を買うことでこれらの支援制度は使えなくなりそうです。そもそも副業では美味しい制度を使えないのなら法人でもいいじゃないか、というのはありな気もします。

 

次に法人であることの問題点ですが、法人にも住民税が生じるので年間2万円程度かかるようです。つまり個人事業としての農業は維持費0ですが、法人としてスタートしてしまうと何もしなくても赤字が出続けます。そしてこのように何も利益を生まず放置される可能性が非常に高い。

 

このような状況になった時、「何事もまずは行動だ」という精神でとりあえず買ってみる、そして何とかする。これが成功の近道な気もします。しかし「用意周到な戦略なくして飛び込むのは馬鹿」という精神も千里くらいあります。

 

結局のところ、上手く行けばそれが正解。失敗すればほれ見たことか。勝ったものが正しい世界、今回はどちらが正解なのか分かりません。

 

初期費用100万、年間維持費2万、儲かるビジョンゼロは副業として論外にもほどがあると思います。しかしなるはやで法人を持っていることで、今後小さな法人向けに何らかの優遇措置が施行されたとき、その恩恵を受けることが出来る。

 

とかなんとか考えながら、より好条件(初期費用が安い)法人買収案件が出てこないか待ってみることにします。