副業と言えば発電事業
皆様こんばんわ
遥か昔、日本では太陽光発電が爆発的に人気を博しました。理由は、発電した電力を凄まじい価格で買い取る方針を打ち出したことで、個人も企業もこぞって投資し始めました。
この政策が始まった時の政治体制を見れば、誰もが「あぁなるほどね…」となること間違いなしでしょう。調べない方が幸せです。
そしてその後、太陽光で発電された電力の買取価格はどんどん引き下げられ、ピークの1/4以下に下がりました。その間、太陽光パネルの値段も下がり続けたため、一部熱狂的なファンの間では拡大が続いていましたが、ここ数年は太陽光パネルの値段は上昇に転じ、電力買取価格は低下の一途をたどっているため、控えめに言って
太陽光発電は終わった
しかし私はこの太陽光発電に多少の未来を感じているのです。それは、
「世論」
一般的に太陽光発電は景観を損ねることや災害の引き金になりかねないため、忌み嫌われています。しかしその一方で原発は格の違いを見せつける嫌われ方をしており、国の新基準を満たしていても一向に再稼働の兆しはありません。
そしてSDGsという謎ブーム。化石燃料を燃やすことなど許されない風潮は、一体どこからどこへ金が流れているのか不思議なほど、異様な盛り上がりを見せています。
さらに2022年より始まったロシアvsウクライナの戦争です。世界的な天然ガス産出国であるロシアと取引をするなど人道問題に発展しかねない風潮が世界中で起こり、これまでロシアとそこまで取引が盛んでなかった日本も天然ガス価格の高騰の煽りを受けざる負えません。
つまり、景観を壊すな!原発など言語道断!二酸化炭素は出すな!ロシアから買うな!
こう言っておきながら冬場に騒ぎ出したのです。
「電力不足だ!!」
私たちは一体何のコントを見せられているのでしょうか。あらゆる発電技術を捨てようという風潮の先にあるのは、発展途上国顔負けの電力不足以外に何があるのでしょう。
とりあえずSDGsを騒いでいる人に近づいてはいけません。それを騒ぐことで何かしらの利益を得ていてる。もしくは頭がおかしい。
しかしこの風潮を覆すことは容易ではない。SDGs反対!などと言えば総叩きに遭い、原発最高!と言えば非国民扱いされるでしょう。だからこれらの流れは変わらない。
じゃあ何が変わるのか。太陽光発電の買取価格です。しかも山肌を削って設置するようなやり方ではなく、農地を利用して行うソーラーシェアリングであれば文句も少ないでしょう。
つまり、今から新規で始める太陽光発電事業は酷い有様ですが、農業をあらかじめ行い、太陽光発電パネルや関連技術、政府の方針等に気を配っておくことで、いつか流行るソーラーシェアリングの流れに乗ることが出来るでしょう。その根拠はSDGsや反原発などを唱える一部の
頭のおかしい人々の声がデカいから!
彼らが叫び続けることで、いつかソーラーシェアリングの未来が切り開かれることでしょう。頑張れSDGs!頑張れ反原発勢!
【難易度】★☆☆☆☆
【収益度】★☆☆☆☆
【安定度】★★☆☆☆
【将来性】★★★★★
【社会性】★☆☆☆☆
【金さえ出せば今すぐにでも】
太陽光発電所は売っています。お金さえ出せば誰でも簡単に始められます。お金を生むシステムをお金で売るということは、どういうことなのかすぐに分かるので誰も買いません。
【とにかく儲からない】
国の買取価格と、最大発電量は決まっており、今始めると儲からないことが確定しています。今やるべきじゃない。
【私は性悪説を信仰しています】
買取価格が一定である以上、残る変動要素は天気しかないように見えますが、太陽光パネルに向かって石を投げられたり、ケーブルが盗まれたりという犯罪行為に対して非常に弱い。そして政策がガラッと変わるだけで一気に収益率が落ちる可能性もあり、安定しているとはとても言い難い。
【将来性しかない】
仮に農地を使ったソーラーシェアリングが、農作物による利益がゼロでも売電で成立するような事態となれば、日本のすべての農地がソーラーシェアリングに変わります。その時、すぐに動き出すには農業を予め営んでいる必要があります。このよーいどん!に参加できれば将来性しか感じられません。
【太陽光発電で食ってるんだよね】
俺、太陽光発電で食ってるんだ、なんて言った日には酷い目に遭うことでしょう。社会からは悪と評されても気にしない、承認欲求低めのメンタリティが必要です。
ということで、発電事業は当面の間、
待つだけ!