ゼロから始める働き方改革

平成生まれの会社員

副業としての農業の現状

皆様こんばんわ

 

農業を副業とする、と言うと始めるだけなら

 

「すぐに始められそう」

 

と考える人も多いでしょう。ところがどっこい全然そうじゃない。

 

農地は買うにせよ借りるにせよ農家でなければその権利がないと法令により定められていて、農家として認めてもらうには役所の審査を通過する必要があります。

 

そして大前提として、農学校や指定施設による一定以上の研修を受けた人でしか審査を受けることすら出来ません。つまり

 

始めるのに2年くらいかかる

 

こんな敷居の高い副業が他にあるでしょうか。いや無い。農業はそもそも一般的に不人気である上に、部外者を寄せ付けない法制度設計がされており、もう終わっています。いや、何やら美味しそうな香りしか漂っていません。

 

そんなクソ制度があることを調べた上で、役所の農業推進を担う課に電話してみました。

 

私「農業を始めたいんですけど(このクソ制度を擁して農業推進してるって頭大丈夫?」

 

担当者「研修を受けてください」

私「知ってた(わかりました!)」

 

受けられる研修は2種類、農学校によるミッチリ教育2年か、研修施設によるゆるふわ教育1年か、会社員にとっては後者しか選択肢がない。わかりました、その研修、受けてあげましょう。

 

そして2022年1月より始まるその研修を、前年の11月に研修の申し込み、返ってきた返事は

 

担当者「応募者が多くて…」

 

えっ!?wwww今なんて?wwwww会社員が農業を始めるにはほぼ1ルートしかない制度設計だというのに?研修を受ける段階で弾くとかあるの?wwwwwwっていうか定員5名って何wwww何言ってるかわかってる??w大丈夫??wwwwいや本当に大丈夫なの??www

 

とまあ大草原だったわけですね。もう鉄壁です。この体制を取っていながら、耕作放棄地が~とか、農業従事者の高齢化が~とか、言っちゃってる方々、

 

「世の中、なんとなく生きにくいなって思うこと多かったでしょ?」

 

こうなると私に出来るのは2022年8月開始の同研修の申し込み開始を待つしかないわけですが、その間にどんな農作物をどんな栽培方法をすることで目標を達することが出来るかを考えてきました。

 

「いや研修受けながら考えたかったんですけどね!!」

 

私の求める農業の姿は、副業にしようと思い立った当初の「極力手間のかからない農業」の他に、その先に大儲けの気配を感じる「水耕栽培」というものがあります。

 

この水耕栽培の先に見える光は白く輝いているのではなく、限りなく黒光りに近いグレーで輝いているので、このブログではその光については言及しません。また光に手が届く可能性も低そうに見え、ロマンを追い求めているような、そんな感じです。

 

兎にも角にも、

 

1.手間のかからない農業

2.水耕栽培

 

この2つを追い求めていきます。