副業と言えば農業
皆様こんばんわ
兼業農家という言葉をよく耳にすると思います。よくあるのは親夫婦が農家、同居している状態で自分もしくは配偶者のどちらかは会社員として働いているときに構成される、
3人農業+1人会社員という構成
これが日本でよくある、かつ今後高齢化で消滅していく農家の在り方だと思います。そしてこれは誰もが望んでこうなったのではなく、成り行きで仕方なくこうなったのでしょう。
私が副業としてやりたい農業は全く異なります。目指す農業の概要は下記のようなイメージ。
【会社員が片手間に一人で出来る規模】
副業である以上は会社員が片手間で出来なくてはなりません。農地の規模だけではなく、育てる作物の性質や種類、管理方法や栽培方法など、全てに省力化が徹底されている必要があります。
また私の体力では、夏の暑い時期に農作業など不可能なため、極論、放置しているだけで作物が育つことが理想です。農業はやりたいけれど、農作業はしたくないのだ。しかしそんなことはありえないので、夏場は閑散期、冬場に繁忙期が来るような作物を選ぶ必要があります。
【大きな収益を上げる必要がない】
農業を通じて最も私がやりたいことは、個人事業として十分に認められる実績を作ることです。2020年より猛威を振るった新型コロナウイルスへの対応として、国が行った施策のうち、小規模事業者への手厚い補助は、会社員からすると羨ましいの一言。そして私は思ったのです
次は私も欲しい
その他にも農家を対象とした優遇政策はいろいろとあります。どれがどのように有効利用できるかは分かりませんが、これらを利用出来る環境を作ることが出来さえすれば、
農業で儲ける必要はない
何もしないで農家です、と言えるのであればそれでいいのだ。しかしいろいろ調べるとそういうわけにもいかないのが現実です。可能な限り省力化し、放置しておくだけで農家の体を成すことができる仕組みを作り、維持することを副業としたいのです。
当然、こんなことを考える人は少なく、前例も少ないはず。だからこそ利益を享受できる盲点がたくさんあると思っています。
【難易度】★★★☆☆
【収益度】★☆☆☆☆
【安定度】★☆☆☆☆
【将来性】★★★★☆
【社会性】★★★☆☆
【やってやれないことはない】
農家になるための道筋は、だいたいどの自治体においても用意されていて、それに則れば農家になることは比較的簡単に出来そうです。しかし農家という体裁を会社員の片手間で維持し続けることはかなりハードルが高い、というかやったことがないからわからない。
【稼ぐ必要がない】
今回は稼ぐことを目的としていないので、プラスマイナスゼロで合格とします。
【異常気象はむしろチャンス】
台風や大雨等、毎年のように何かしらの自然災害が話題になり、そのたびに被害にあった農家の人が「今年はもうだめですね」と語るシーンがあります。しかし農家が入れる保険というものが存在していて、正直すべて流されて保険で補填されるのであれば大いに流していただきたい。
【農業の未来とは】
現時点では農業について明るい話題は少ないわけですが、逆にそういう環境にこそチャンスはあるんじゃないかと思っています。また農業従事者が基本的に高齢ばかりで、何のイノベーションもなくただ惰性でやってきたのであれば、十分に勝機のある分野なのではないでしょうか。だがしかし私はそこで戦うつもりはない。むしろ農業のお先が真っ暗で誰もやらず、税金を投入して支援しなくてはいけない対象とされ続ける方がお得、という立場になりたいのです。
【実は農家でして】
きっと、あっ(察し)というリアクションを取る方が大多数でしょう。しかしそういうちょっと可哀そうな、大変そうな人、という認知は好都合です。可哀そうな私を守っていただきたい。